ずぼら駐妻のベイエリア備忘録

サンフランシスコ郊外での駐妻兼学生の記録

ベイエリアでの家探し

駐在員の家探しは会社が見つけておいてくれる、もしくは、駐在員が家族より先に渡米して自分で見つけて生活環境を整えておく、というのが一般的のようです。

が、うちの場合、会社から家は自力で見つけてねと言われました。そして夫からは一緒に渡米して家探してねと言われました。

周りの協力を得つつ、なんとか自力で良い感じのアパートを見つけることができたので、体験談を交えつつ記録したいと思います。


ベイエリアの家探し事情

前に駐在していたから教えてもらったり、こちらに来て知ったりした、家探しをする上での基礎知識をまとめておきます。

  • ベイエリアでは不動産屋さんを通さずに物件サイトであたりをつけて、物件の管理者に個人的にアポを取って内見に行くのが一般的。
  • 最近(2016年夏)は落ち着いてきたらしいが、ベイエリアは高所得のIT技術者の流入で家賃が高騰しており、完全な売り手(貸し手?)市場となっている。現地のアメリカ人もサンフランシスコ湾の西側(サンフランシスコ~サンノゼエリア)はあきらめ、橋を渡った対岸のイーストベイに家を買うことが多くなっているらしい。
    そのせいでSan Mateo Bridgeやその周辺のフリーウェイ101は通勤時間帯に大渋滞。特に夕方は16時ぐらいから既に渋滞。
  • 新築物件が少なく、築年数がたっていても内装をリノベーションして使い続けている物件が多い。
  • アパートは個人所有のものと、不動産会社が開発したものとがある
    個人所有・・・比較的古めの物件で、街の中心部(ダウンタウン)に近いエリアに多い。リノベーションされているかはアパート・部屋による。小規模な建物で駐車場が狭く1台分しかなかったり、路上駐車となることも多い。大家さんが同じ建物内に住んでいることもある。
    不動産会社所有・・・最近建てられた建物が多い。郊外に多いため、車がないと不便。大規模な建物で駐車場も広めで複数台分のスペースがあることも。ルールが厳しく、自分でできそうな家のメンテナンス(電球の交換など)でも管理者に依頼しないといけない物件もある。

家探しの流れ

1.現地の土地勘をつかみ、エリアを絞る

現地駐在経験者や今駐在しているからエリアの情報を得る。もしくはGoogle Mapで見てみる。道路にゴミが落ちていたり、建物に鉄格子が嵌っているところは治安が悪い。

2.物件探し

物件サイトで希望条件に合う物件を検索。優良物件はすぐになくなってしまうので、頻繁にチェック。

◆利用した物件サイト◆

SF bay area apartments / housing rentals - craigslist
投稿数がダントツのエリア掲示板。家探し以外にも仕事などなんでも探せる

Find Apartments for Rent and Rentals - Get Your Walk Score
ペーパードライバーには有り難いサイト。移動手段が徒歩の場合どれぐらい住みやすいか数値でわかる

trulia
スマホ用のアプリもあって見やすい。写真が豊富でイメージが湧きやすい


◆探した条件◆

・2BR(2 Bed Room)
日本でいう2LDKです。日本だと2人暮らしなら1Bed Room=1LDKで十分な気がしますが、アメリカは家具が全体的に大きめなので2Bed Roomで探して正解でした

・No Pet, No Smoking
ペット不可・禁煙。もちろん入居前に掃除は入りますが、Pet OK, Smoking OKだとダニやシラミ、臭いが残っていることもあるらしいです・・・

・歩いていける距離にダウンタウンがある
私がペーパードライバーなので、徒歩圏内にスーパー・図書館・駅がある物件を探しました。


ちなみに住み始めてから散歩してみると、いろんなアパートに「LEASE」の看板が出ていて、ネットに出ていない空き物件がかなりありました。渡米後のバタバタ時期にじっくり歩いて空き物件を見つけるのは難しいと思いますが、足で探した方が良い物件が見つかるかもしれません

 

3.内見のアポ取り

物件サイトに掲載されている連絡先(管理者)に内見したい旨を連絡(メール、電話)

メールアドレスが記載されていることもありますが、あまり返信率がよくありませんでした。なので結局ドッキドキで電話してアポを取ることになりました。今住んでいるアパートも電話でアポを取って内見したところです。ベイエリアは移民が多いので管理者もカタコト英語に慣れているので、なんとかなります。


4.内見

物件サイトには間取図がなく、掲載されている写真もイマイチなものが多いので内見が重要。内見の際のチェックポイントは日本とだいたい同じだと思いますが、それに加えて下記をチェックしました。

◆内見時のチェックポイント◆
・ランドリー(洗濯機・乾燥機)
アパートでは洗濯機・乾燥機は各部屋についていることもありますが、共用が多いです。洗濯物は外に干さないのが一般的なので、日当たりを気にする必要はないのですが、その分ランドリーはチェックしておいた方が良いです。

場所: ランドリールームがアパートの外にある場合もあります(雨が少ないからでしょうか)夏は良いですが冬は寒くて、洗濯がおっくうになりそう・・・物件サイトにランドリールームの場所が書いてあることもありますが(例:laundry in bldg→建物内、laundry on site→敷地内)、書いていないことも多いので内見時に要チェックです。

台数: うちの場合2人ぐらしで週2回洗濯、1回につき洗濯30分・乾燥45分かかります。台数が少ないとこれに待ち時間がプラスされてけっこう時間が取られちゃいます。あと台数が少ないと、洗濯・乾燥が終わってすぐに取りに行かなかった場合、次に待っている人が勝手に取り出して上に乗せてる場合もあります。(ホテルでも同様のことがあり、靴下が片方なくなりました)

 

・水回り
キッチン・洗面所の実際に蛇口をひねって、綺麗な水が出るかチェック。配管が古い物件は茶色い水が出ることもあるらしいです・・・

・お風呂
うちは夫婦ともにお風呂好きなので、バスタブがある程度の深さがあること、お湯が潤沢に使えることも条件にしました。物件によっては一日に使えるお湯の量に限りがあることも。

5.申し込み

必要書類をアパートの管理者に提出。人気物件は早い者勝ちだったり、複数の申込から審査されることもある。

◆提出書類◆
・申し込み書(Application Letter)
内見の際にもらった書式を埋めてFAXしました。本当はこれを提出する時に申し込み料(Application Fee)も必要だそうです。(住もうとしている人それぞれに必要。うちの場合二人分)なぜか私たちの場合は不要で最初の家賃を支払う際にまとめて払いました。

・雇用証明書・収入証明書
会社に頼んで準備してもらい、物件の管理者にメールで送りました。

6.契約

アパートの管理事務所(うちの場合はアパートの1階の一室)で契約書にサイン、部屋のカギをもらう。
契約の際にはさすがに不安なので夫の会社の総務系の方に同席してもらいました。サインした書類は全部で10個ぐらい。賃貸契約(RESIDENTIAL TENANCY AGREEMENT)の他にルールを書いた書類にもサイン。サインは全部で20箇所ぐらいだったかな・・・さすが契約社会!!!サインはどんどん適当になっていきます。私達はフルネームを筆記体で書いてましたが、サインはフルネームを書く必要はなく、First Name(名前)だけとかFirst Name(名前)+Family Name(苗字)の最初の文字だけとかでも良いらしいです。できるだけ簡潔なサインを用意しておくことをおすすめします。

 

7.入居

入居時に「MOVE-IN/MOVE-OUT ITEMIZED STATEMENT」という室内の状態を記入した書類を渡されて、そこに気になる点は追加してコメントを書いて下さいと言われました。契約社会で訴訟社会でもあるので、退去時に問題などにならないよう、既についていたカーペットのシミや棚の傷などは全てコメントしました。何を書いたかは別の記事にまとめました。

zuborausa.hatenadiary.com

auのiPhoneをアメリカAT&TのSIMで利用

ずぼらにとってはiPhoneとは素晴らしいデバイスだなと思います。

設定しておけばiCloudに勝手にバックアップしておいてくれるし、ユーザーが多いので困っても検索の手間暇をかけずに人に聞けるし。

渡米前に日本でiPhone5Sを使っていました。周りにはSIMフリーで格安でiPhoneを使っている人もいたのですが、やり方がめんどくさそうでずっとauで契約してました。

渡米にあたり、まだまだiPhone5Sが使えそうだったのですが、5SだとSIMフリーになる前のモデル。

なんとかアメリカでも使いたいなと思って調べたところ、AT&TのSIMならアメリカで使えるとのこと!

au版iPhoneは「アメリカAT&Tだけ」SIMロックフリーだった by 石川 温 - 週刊アスキー

KDDI au版iPhoneは、アメリカのAT&T、AT&T GoPhone、H2O、Net10(AT&T回線)、StraightTalk(AT&T回線)などのSIMでも使用できることが判明。 « アメリカより

 

 そして私のiPhone5Sもアメリカで使えるようになりました!

しかも手続きもめんどくさくなかった!(重要)たったの2ステップ!

  1. 渡米前日に日本のauで一時休止の手続き
    私の場合、一時停止でも解約でも同じぐらいの金額だったので、一時休止にしました。
    一時休止・再利用 | 手続きのご案内 | au
  2. 渡米後にAT&Tの店舗に行ってSIMゲット&通信プランの契約
    AT&Tの店舗はベイエリアだといろんなところにあります。
    店舗に行ってSIMほしいんだけどって店員に聞く
    →通信プラン3つあるからどれか選んでと言われ、3GB月額$45を選ぶ

    Plan Configurato

    →店員が新しいSIMを入れてくれる
    →その場でつながるようになった!

 

AT&Tの手続きはSIMを取り寄せて通信プランの契約はネットとかでもできるようですが、店舗でやってもらうのが一番楽そうです。

アメリカでは無料Wi-Fiもかなり飛んでますが、けっこう不安定なものが多いです。
渡米直後のドキドキな中、スマホが自由に使えるようになるとかなり心強くなりました。

 

渡米後の生活立ち上げやったことまとめ

渡米後から時系列で手続き系を上げてみます。

渡米後の生活立ち上げについては渡米前に日本であまり調べていなかった気がします。渡米後のイメージがなかなかわかなくて。でもネットさえ使えるようになれば、わからないことがあったら都度調べられるので、なんとかなります。

あと手続き関係もほとんどネットでできるので便利。いきなり英語で電話はハードルが高い…。まぁベイエリアには移民も多いので、窓口やカスタマーサポートの人たちもカタコト英語に慣れてるっぽいです。

銀行関連は直接窓口に行かないとできないことが多いので、支店数が多いCitiBankをメインバンクにして良かったです。

 

渡米後の生活立ち上げ(上から時系列)

渡米前後で役立った書籍

最新の情報は個人ブログを参照することが多いですが、専門的なことや一覧になっているものが見たい時には書籍が一番だなと思います。

なので渡米にあたり、いろいろと書籍も買いました。その中で役立った書籍をまとめます。
本をすすめるって難しいですね。記事を書くのにかなり時間がかかってしまいました。

  • 地球の歩き方(サンフランシスコとシリコンバレー、アメリカ・ドライブ)

    日本語でまとまっているトラベルガイドの中では、やはり地球の歩き方が一番、情報量が多いので海外旅行の際には必ず購入しています。
    アメリカ・ドライブは、渡米したその日から(夫が)運転しないといけなかったので、かなり役立ちました!
    アメリカで運転する上で知っていないと困る交通規制やガソリンスタンド利用方法などがわかりやすくまとまっています。ネットでも断片的に情報は散らばっているのですが、わからないことがあった時にスマホで検索するよりは、すぐに参照できる書籍が便利でした。

 

  • アメリカで生活する英語表現集

    生活立ち上げ時期にかなり重宝しました。生活シーンごとのアメリカ事情、必須フレーズ、用語がまとまっています。
    特に用語集!単語だけでも知っていると、なんとなく何を言っているのかがわかります。あと日本語でカタカナ語になっているもので英語だと意味が違うものもあります。(例:銀行用語 balance:残高、check:小切手)
    私たちは銀行口座開設や家探しも自力でしなければならなかったのですが、手続き等がある前日に該当する項目の用語集を読んでおくだけでも、当日の理解度がかなり深まりました。
    プロの通訳の方でも通訳する内容について事前に自分だけの用語集を作って予習をするそうなので、それをお金を出して買うイメージですね。

 

  • 海外赴任のために必要なこと 駐在員家族のメンタルヘルス

    海外赴任は一般的にとても華やかなイメージがありますが、実際は言葉や生活習慣の違いから、かなり苦労が多いのが実情かと思います。

    私の場合、結婚・親元からの独立・キャリアの一時停止(収入の減少)という人生の一大イベントが渡米までの半年間の間に集中していました。いくらズボラで細かい事には気にしないといっても、何かしらの対策が必要だろうなと思ってこの本を購入。

    特に「第2章 赴任後の心理的発展段階 ハネムーン期から成熟期まで」が役立ちました。精神医学的に海外で暮らし始めた時の適応プロセスを「1.ハネムーン期→2.カルチャーショック期→3.適応期→4.成熟期」と段階に応じてそれぞれどのようなストレスがかかるか、どのように適応していけば良いのかが記載されています。

    渡米直後の生活立ち上げ時期は、スボラな私には苦手な手続きが目白押しでイライラ。夫は英語がわからずイライラ。いつもより夫婦喧嘩も多くなりました。そんな時にこの本の内容を思い出して「今、自分にはこういうストレスがかかっているんだな」と冷静に一歩引いて捉えることができたかなと思います。

 

 

  • 海外生活の息抜きになる本

    渡米前後に息抜きでよく読んでいたのは、米原万里さんとヤマザキ・マリさんのエッセイ。お二人とも日本と海外文化を冷静に比較しつつ笑いに昇華してらっしゃいます。(お二人ともマリさんですね)
    あと個人的なおすすめはアメリカで頑張っているムネリン(川崎宗則さん)の本!さらっと読めてかなりポジティブになれます!

 

ちなみに私はKindleユーザーなので、電子書籍になっているものは全て電子書籍で購入しました。Kindleの端末を持っていなくてもKindleアプリを入れればスマホでも読めます。スーツケースでも引越し荷物でも、書籍は持っていける量が限られるので電子書籍は海外生活には必須になりつつありますね。

アメリカで使っていないもの

渡米前に日本で買っておいて本当に良かった!と思うものもあれば、

日本で買ったけどアメリカで使っていないもの・日本で使っていたけどアメリカで使っていないものもあります。

 

  • ティッシュカバー(ケース)
    日本では、掃除の時にいちいちどかさなくて良いように、洗面所のティッシュは紐がついているケースに入れて吊り下げていました。
    アメリカでも使おうと思っていたら、入りませんでした。アメリカの方がティッシュの箱の高さが高いです。箱自体のデザインはアメリカの方がシックで素敵だと思います。

  • 夏用パジャマ、リラコ
    これは人によると思いますが。
    ベイエリアは夏でも涼しくて朝晩はけっこう冷えます(たぶん15度前後)。家の気密性は高いので室内はそんなに冷えないのですが、薄手のパジャマ・部屋着だと寒くて全く着ていません。日本で春秋来ていたパジャマがこちらの夏にちょうど良いです。日本の夏は毎日リラコだったのですが。
    暑がりの夫は半袖短パンで寝ているので、個人差が大きいですね。

  • 浄水器
    日本では海外製の浄水器(蛇口の横に置く据え置き型)を使っていて、渡米前にアメリカのアマゾンで検索したらその浄水器のフィルターが日本よりも安く売っていたので、アメリカでも使えると思っていました。
    が、アパートの管理人さんに浄水器取り付けるならシンクの下じゃないとダメと言われ、日本で使っていたものは合わず。
    アメリカではポット型が主流らしいので、ちょっとめんどくさいのですが、こちらを使ってます。日本でも売ってるんですね。
    ※アメリカのアパートはこういう制約が多いです。これも別途まとめたいと思ってます。

 

  • 魚焼き器
    渡米前(社会人時代)、10年ぐらい前にアメリカに赴任していたけっこう偉い方に「魚焼き器は持って行った方が良いよ~!!!」とアドバイスを受けたので、もちろん日本で買って持ち込みました。
    が、全く使っていません・・・!

    理由はアメリカのキッチンの換気扇。写真はうちのキッチンですが他のお家もだいたいこんな感じだと思います。

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    大きいオーブンの上に電子調理器があって、その上に電子レンジ。

    換気扇はどこ・・・!?

    実は電子レンジの下に換気扇の吸い込み口があって、電子レンジの上に申し訳無い程度についている3段の隙間が換気扇の出口です。日本だと換気した空気が外に出ていく作りになっていますが、アメリカではなんと室内に戻ってきちゃいます!魚焼き器で魚を焼こうものでしたら、室内がお魚臭でいっぱいに・・・くさい。
    アメリカ在住が長い方のお話だと、アメリカ人が魚を焼くのは主に外、つまりBBQの時ぐらいらしいです。

    結局うちでは魚はアルミホイルで包んでオーブンで焼いています(そのほうが楽だし!)
    まあアメリカ系スーパーだと魚介類は高いし、美味しそうなのがサーモンぐらいしか売っていないので魚を食べる機会が減りました。魚介類は海沿いに遠出した時に外食で美味しく食べてます。

     

渡米前に日本で購入したもの

渡米してまだ3ヶ月の新参者ですが、個人的に渡米前に日本で購入しておいて良かったなと思うものをまとめてみます。
  

  • 国内外対応のドライヤー
    アメリカと日本は電圧が違うので日本のドライヤーをそのまま使うと火を噴く、なんていうこともあるらしいですね。電圧を気にするのがめんどくさくて、日本でもアメリカでも他の国でも使えるものを買いました。
    夫によると冷風機能がついていないのがマイナス点らしいですが、住んでいるベイエリアは夏でも夜は20度下回って涼しいので個人的には冷風機能はなくてOKです。

 

  • 携帯ウォシュレット
    便座に後付けするタイプのウォシュレットを日本から持ち込む方もいらっしゃるそうですが、後付けするのはめんどくさいな~と思いつつもお尻は大事だな~と思ってこちらを購入しました。
    シンプルなデザインで使い方も簡単、お手入れもたまーに水がたれたら拭き取る程度で、重宝してます。
  • S字フック・ひっかけるクリップ
    アメリカに来てHome DepotやTargetなどのホームセンターで日用品を揃えたのですが、未だにS字フックを見かけたことがありません。日本から持ち込んでおいて良かったなと思います。
    我が家はお風呂場やキッチンなどであらゆるものをS字フックや無印良品のひっかけるワイヤークリップで釣ってます。この方が掃除の時にいちいちどかす必要がなく楽なので。

 

  • 食洗機対応の和食器
    アメリカではどの家にも大きな食器洗い乾燥機(食洗機)がキッチンについています!ズボラにはとても有り難い!
    でも日本の家庭には食洗機はまだまだ普及していないので、日本の食器は食洗機に対応していないものがけっこうあります。特にお椀など木や漆でできているものですね。
    ベイエリアでは日系スーパーで和食器も買えますがデザインがイマイチなのが多いので日本で予め食洗機対応の和食器を揃えておくことをおすすめします。

 

  • 圧力鍋
    アメリカのスーパーでは骨付きの大きな鶏肉が安く売っているので、最近は週一で圧力鍋で煮込んで食べています。圧力鍋で短時間煮るだけで、簡単に良い出汁が出てくれるのでズボラ料理に助かっています。
    難点は圧力鍋は食洗機が使えないことなのですが、まぁしょうがない・・・
    圧力鍋で煮込むとお肉がホロホロになって骨から簡単に取り外せるのでまぁ良いかなと。
    ティファールの圧力鍋は購入前に一応、アメリカのアマゾンで価格を調べたのですが、日本とあまり変わらず。日本語の説明書の方が安心かなと思い日本で買いました。
    ちなみにル・クルーゼはアメリカの方が商品がたくさんあってお値段も安いです。

 

 

  •  グリル鍋(たこ焼きプレート付き)
    車社会だし外食が高いので宅飲みが多くなりそう、あとやっぱりアメリカといえばホームパーティー!ということで購入しました
    (渡米3か月時点でホームパーティーは開催したことも参加したことも一度もありませんが…)

    日本での会社員時代、関西出身の同僚宅でたこパ(たこ焼きパーティー)と称してよく宅飲みしてました。
    準備が簡単!適当に作っても美味しい!みんなで作るので楽しい! とたこパ最強だな~と実感しました。
    アメリカ系スーパーではタコは見たことがないですが、先日、中華系スーパーで細切れになっているのを発見!夫と2人でビール空けつつ初たこパしました。

    あと冬はズボラ料理として鍋をヘビロテしますが、土鍋+カセットコンロを持ち込むのはめんどくさいな~と思いまして。(主にお手入れが。土鍋で炊くご飯はおいしくて大好きなのですが。)このグリル鍋なら鍋もできます。

    プレートが取り外せるのでお手入れも簡単でした(重要)
    グリル鍋は海外対応の電圧になっていないので、変圧器もかませる必要があります。

 

また気づいたものがあったら追記したいと思います。

渡米前にやったことまとめ

渡米前にやったことまとめです。

それぞれ詳細なやり方はまとめている方がたくさんいらっしゃいますので、簡単に箇条書きと少し備考をつけます。

渡米が決まってからすぐに始めたこと

  • 歯の治療 ※備考1
  • 予防接種 ※備考2
  • 常備薬の入手
  • ドル建て口座の開設 ※備考3
  • 日本の銀行のオンラインバンキングの設定
  • 現地用のクレジットカード申請(JAL USA CARDもしくはANA CARD USA)
  • 渡米後の必要品の購入
  • 不要品の処分

渡米1~2ヶ月前にやったこと

  • 戸籍謄本の取り寄せ(アメリカでSSN:Social Security Numberを申請する際に必要)
  • 免許証の期限前更新、国際免許証の取得
  • パスポート更新・ビザ取得
  • 携帯電話の解約/停止
  • 自家用車の処分
  • 公共サービスの停止
  • 郵便物転送サービスの申し込み
  • 海外転出届の提出
  • 当座の現金(ドル)の準備
  • 両親へ必要情報の説明 ※備考4

備考

  1. 歯の治療
    私は虫歯はなかったものの、親知らずは手付かずだったので下2本抜きました…
    しかも歯茎に埋まっていて斜めに生えている、そこそこ抜歯しずらいタイプのようで、大学病院に行って抜いてもらいました。
    歯医者さんで紹介状もらう→大学病院に電話して初診の予約をとる→初診に1ヶ月、左右の歯を抜くのにそれぞれ1ヶ月かかりました。
    散々周囲に「痛いよ~」と脅され、医師も苦笑するぐらい相当ビビって抜きに行きました。が抜歯の際は麻酔で抜く痛みはなく(あごを押される痛さは少しありましたが)、麻酔が切れたあと半日ぐらい我慢できる程度にじんじんしてました。抜歯後は1週間ぐらい疲れやすく、当時は働いていましたが仕事もままならず、もちろん渡米準備はできず。痛みや抜歯後の症状は個人差が大きいようですが。
    アメリカでは最先端の医療を受けられたり、会社によってはすべて保険で抜歯代金をカバーしてくれることもあるらしいですが、言葉が不自由な中で恐怖を感じるよりは日本で抜いて良かったかなと思います。


  2. 予防接種
    北米への渡航(大人)については、厚生労働省検疫所では破傷風・狂犬病の予防接種がおすすめされています。

    FORTH|海外渡航のためのワクチン

    予防接種は会社から補助がでず自費だったので、破傷風だけ受けました。
    アメリカは野生動物(リスなど)が日本より多く、万が一噛まれたら狂犬病を発症する可能性はあるかもしれませんが、野生動物と戯れる予定はないのでパスしました。現在、家の周りにリスがたくさんいますが、人間には近づいてこないので、遠目で愛でています。


  3. ドル建て口座の開設
    送金方法はいろいろあるようですし、両替手数料など比較して検討したほうが良かったのかもしれませんが、非常にめんどくさく。
    東京三菱UFJ銀行と提携しているUnion Bankという銀行が便利そうということで、そこで口座を開いて、東京三菱UFJ銀行から当座の資金を送金しておきました。

    海外口座ご紹介サービス《カリフォルニアアカウント・プログラム》 | 三菱東京UFJ銀行


    UnionBankのメリットは
    ・カスタマーサポートが日本語で受けられる
    ・日本にいながらアメリカの口座・デビットカードを持てる

    渡米後は家具の買い出しなどにまとまったお金が必要ですが、現金で持っていくのは危ないですし、日本発行のクレジットカードを使うのも、都度海外利用手数料を取られるのでもったいない。なので渡米後から最初の給料をドル建てでもらうまではUnion Bankのデビットカードが重宝しました。
    ただベイエリアにはUnion Bankの支店がたくさんありますが、他の地域ではあまりないようです。

    口座手続きは下記のサイトを参考にしました。

    ユニオンバンクの口座開設

  4. 両親へ必要情報の説明
    両親×2に下記の情報を事前説明し、書面でファイルにして渡しておきました。
    ・緊急連絡先
    ・日本の銀行口座・クレジットカードのリスト
    ・荷物の発送方法・送れないものリスト
    ・Skypeのやり方
    ・パスポート・VISAのコピー