ずぼら駐妻のベイエリア備忘録

サンフランシスコ郊外での駐妻兼学生の記録

渡米前後で役立った書籍

最新の情報は個人ブログを参照することが多いですが、専門的なことや一覧になっているものが見たい時には書籍が一番だなと思います。

なので渡米にあたり、いろいろと書籍も買いました。その中で役立った書籍をまとめます。
本をすすめるって難しいですね。記事を書くのにかなり時間がかかってしまいました。

  • 地球の歩き方(サンフランシスコとシリコンバレー、アメリカ・ドライブ)

    日本語でまとまっているトラベルガイドの中では、やはり地球の歩き方が一番、情報量が多いので海外旅行の際には必ず購入しています。
    アメリカ・ドライブは、渡米したその日から(夫が)運転しないといけなかったので、かなり役立ちました!
    アメリカで運転する上で知っていないと困る交通規制やガソリンスタンド利用方法などがわかりやすくまとまっています。ネットでも断片的に情報は散らばっているのですが、わからないことがあった時にスマホで検索するよりは、すぐに参照できる書籍が便利でした。

 

  • アメリカで生活する英語表現集

    生活立ち上げ時期にかなり重宝しました。生活シーンごとのアメリカ事情、必須フレーズ、用語がまとまっています。
    特に用語集!単語だけでも知っていると、なんとなく何を言っているのかがわかります。あと日本語でカタカナ語になっているもので英語だと意味が違うものもあります。(例:銀行用語 balance:残高、check:小切手)
    私たちは銀行口座開設や家探しも自力でしなければならなかったのですが、手続き等がある前日に該当する項目の用語集を読んでおくだけでも、当日の理解度がかなり深まりました。
    プロの通訳の方でも通訳する内容について事前に自分だけの用語集を作って予習をするそうなので、それをお金を出して買うイメージですね。

 

  • 海外赴任のために必要なこと 駐在員家族のメンタルヘルス

    海外赴任は一般的にとても華やかなイメージがありますが、実際は言葉や生活習慣の違いから、かなり苦労が多いのが実情かと思います。

    私の場合、結婚・親元からの独立・キャリアの一時停止(収入の減少)という人生の一大イベントが渡米までの半年間の間に集中していました。いくらズボラで細かい事には気にしないといっても、何かしらの対策が必要だろうなと思ってこの本を購入。

    特に「第2章 赴任後の心理的発展段階 ハネムーン期から成熟期まで」が役立ちました。精神医学的に海外で暮らし始めた時の適応プロセスを「1.ハネムーン期→2.カルチャーショック期→3.適応期→4.成熟期」と段階に応じてそれぞれどのようなストレスがかかるか、どのように適応していけば良いのかが記載されています。

    渡米直後の生活立ち上げ時期は、スボラな私には苦手な手続きが目白押しでイライラ。夫は英語がわからずイライラ。いつもより夫婦喧嘩も多くなりました。そんな時にこの本の内容を思い出して「今、自分にはこういうストレスがかかっているんだな」と冷静に一歩引いて捉えることができたかなと思います。

 

 

  • 海外生活の息抜きになる本

    渡米前後に息抜きでよく読んでいたのは、米原万里さんとヤマザキ・マリさんのエッセイ。お二人とも日本と海外文化を冷静に比較しつつ笑いに昇華してらっしゃいます。(お二人ともマリさんですね)
    あと個人的なおすすめはアメリカで頑張っているムネリン(川崎宗則さん)の本!さらっと読めてかなりポジティブになれます!

 

ちなみに私はKindleユーザーなので、電子書籍になっているものは全て電子書籍で購入しました。Kindleの端末を持っていなくてもKindleアプリを入れればスマホでも読めます。スーツケースでも引越し荷物でも、書籍は持っていける量が限られるので電子書籍は海外生活には必須になりつつありますね。