ずぼら駐妻のベイエリア備忘録

サンフランシスコ郊外での駐妻兼学生の記録

ベイエリアでの生活費

ベイエリアは日本と比べて物価が高めです。

 我が家は駐在のため、幸いにも物価を考慮した給与支給額になっていたり、家賃等に補助が出たりするのですが、渡米した直後はどの程度お金を使ってよいのか不安でした。

渡米して1年がたち、生活費も平均的な金額がわかってきたので、ざっくりまとめておきます。

 

主な生活費まとめ(1ヶ月あたり、大人2人)

食費   :$450      

外食費  :$180

日用品  :$120

ランドリー:$20

娯楽   :$40

電気代  :$40

TV・インターネット :$90

携帯電話 :$45

※上記の他に別途、交通・服飾・書籍・医療費が不定期でかかっている。
※水道・ゴミ・駐車場代は家賃に含まれている。

内訳

・食費
大人2人、夫の昼食はお弁当持参、メインのスーパーはTrader Joe's、日系スーパーは月に1度お米・納豆の補充に行く程度で生鮮食品は買わない、晩酌は夫婦ともに週に2~3回ビール1杯ワイン1杯程度

・外食費

土日の昼食は基本的に外食、夕食の外食はしない、1人あたり単価$10~20のお店によく行く、友人との食事はできる限り家に招いて節約

・日用品

購入場所は主にTarget、Amazon

・ランドリー

アパートの共有ランドリーを利用、週に2回程度まとめて洗濯

 ・電気代

PG&E利用、我が家は2ベッドルームのアパート、PG&Eのサイトでの類似した家との電気代の比較によると平均よりは10~30%程度抑えめらしい、冬(11~1月)は暖房を入れているので$50程度になる、家が南東向きなので暖房代も抑えめ、オーブンは3日に1回程度利用

・TV・インターネット

アパートのルールでCompast利用、TVはチャンネル数が一番少ないプラン

・携帯電話

夫は会社支給の携帯電話があるため私の携帯電話代のみ、真ん中あたりのプラン

 ・娯楽

エクササイズのクラスの参加費用、美術館・公園の入場費など

 

日本との生活費の違いの所感

・外食はやはり高いです。ラーメン1杯で$13、それにプラスして15%程度のチップ。これは人件費が高いからだと思われます。サンフランシスコの最低賃金は2017年5月15日時点で時給$13らしいです。

Minimum Wage Ordinance (MWO) | Office of Labor Standards Enforcement

こちらの値段に慣れてくると、逆に日本はなぜあんなに外食が安いのか不安になってきます。やはりブラック労働の賜物なんでしょうか。

・医療費はべらぼうに高いです。これは別途記事にしたいと思います。

 

・電気代は日本より低くなっています。これはアパートの造りとカリフォルニアの安定した穏やかな気候のおかげだと思います。部屋の気密性が高いので、室温が外気に大きく左右されません。また夏も気温が20度前半台なので冷房は不要です。冬も日差しが日本より強く、我が家は南東向きなので比較的暖かいです。ただ我が家より少し広めの西向きのアパートに住んでいる友人の話を聞くと、冬は電気代が月$150になったらしく、電気代は住んでいる部屋によってかなり変動するようです。

 

・娯楽費は日本と言うか首都圏にいたころより格段に下がっています。飲み会、カラオケ、観劇、美術展など東京ではいろんな娯楽を楽しんでいました。こちらではまず飲み会の頻度が少なく、あっても一次会でサクッと終わります。車で来ている人も多いので飲む量も少なめ。終電を逃してタクシーを利用することもありません(笑)サンフランシスコまで足を伸ばせばシアターや美術館もありますが、数は限られています。
ベイエリアに引っ越してからの我が家の休日の過ごし方は主にハイキングです。ベイエリア周辺は自然が豊かでハイキングコースが至る処にあり、そのほとんどが無料で楽しめます。
また私は平日に市が主催しているエクササイズクラスに参加しているのですが、3ヶ月週1で$70程度なのでとても良心的価格です。

・服飾費もアメリカではほとんどかかっていません。
元々低めだったお洒落へのモチベーションがこちらに来て限りなくゼロになりました。家の周りでの同年代の女性の基本スタイルは、すっぴん・ポニーテール・ジーンズもしくはレギンス・Tシャツ・パーカー・スニーカーです。サンフランシスコ市内まで行けば最新ファッションに見を包んだお洒落な方を見かけるのですが、家の周りではほとんど見かけません。

メイクは日焼け止めのみになりました。

基本的に乾燥機で乾かすので、服を選ぶ基準が傷んでも良い服となり、GAP等で安めの服を買うことになります。またアメリカの小売店は一年中何かしらのセールやクーポン発行をしているので、購入金額も安いです。

美容室にも行かなくなりました。水質が違うのですぐ髪が痛み、日本より風が強いので髪をおろしているとすぐボサボサになり、髪にお金をかける気がなくなりました。また美容室はカット+シャンプーだけでも、$60+チップ程度かかります。結局、髪を切るのは半年に1回になり、夫のヘアカットは私がしています。周りの日本人の方は一時帰国の際に日本で切る方が多いです。