ずぼら駐妻のベイエリア備忘録

サンフランシスコ郊外での駐妻兼学生の記録

カリフォルニアの運転免許取得

渡米前の最大の不安は「車の運転」でした。

 
日本で車の免許を取ってから約10年、ずっとペーパードライバー、免許証は身分証明書!自分の大雑把な運転で人を轢いてしまうのがこわい・・・!

 

幸いにも日本では電車でどこへでも行けたのでなんとかなりましたが、アメリカは車社会。
アメリカでアパートを探す際に徒歩・自転車でも生活できるエリアを選んだので、車の運転ができなくても自分1人であればなんとかなるのですが、万が一夫が急病で倒れたり、家族が増えた時の事を考えると、やる気があるうちに免許をとってしまった方が良いと思い、免許を取りました。


アメリカには自動車学校はなく、自力で勉強して筆記試験に合格したら、自力で(助手席に免許保持者を乗せて)練習して実技試験に望まなければいけません。超合理的!

そういえば懐かしドラマのフルハウスでもD.J.がジェシーおいたんの車で練習してたな・・・

カリフォルニアの免許は筆記試験に合格したら3回まで実技試験に挑戦できます。実技試験に3回落ちたら筆記試験からやり直し。

 

受験結果

筆記試験 → 1回目で合格!

実技試験 → 3回目でやっと合格!

そう!ぎりぎりの3回目でやっと合格できましたよ!テストに受かる喜びを久々に噛み締めました。

 

 

筆記試験

こちらのサイトを参考にしました。

カルフォルニア運転免許を取得方法、DL44書き方

ネットに出ている類似問題を数回解けば、筆記試験はパスできます。細かい不明点はDMVが出している運転ルール本をチェック。2016年夏から運転教則本に日本語版も登場しました!
日本語版カリフォルニア 運転者用ハンドブック

 

 

実技試験

実技試験は減点方式で基準点まで減点されなければ合格。ただしクリティカルエラーをやっちゃうと一発不合格です。

  • 実技試験1回目
    減点しないように慎重に慎重に行きすぎて、交差点でもたついて後ろの車にクラクションをならされる=クリティカルエラーで一発不合格
    さすがに1回で受かるとは思ってなかったけど、試験中はクラクションが鳴らされたのは自分だと気づかず、試験官も何も言わず想定コースを全て走りきったため、受かったー!と思って車を停めたらまさかの不合格でショック。
    教官からは「各動作が遅いので、もうちょっと練習した方が良いですね~」的なコメントをもらう。が、楽天的な性格のため「クラクションを鳴らされるという不運な事態で落ちたので、合格する実力はあるのでは?」と思い込む

  • 実技試験2回目
    実技試験1回目を踏まえて今度は自然な運転を目指しすぎて、一時停止線できちんと止まったと見なされず=クリティカルエラーで一発不合格

    一時停止線ではゆっくり3秒は止まらないといけないのに、おそらく1秒ほどしか止まっていなかった。
    この時は想定コースを途中で外れてDMVに帰ったため、不合格になったことが試験中にわかってかなり動揺して泣きそうになった。次の実技試験で落ちたらまた筆記試験から受け直しとなってしまい後がないので、心を入れ替えて練習せねばと覚悟を決める。

  • 実技試験3回目
    やっと自分の実力とやっと向き合い、土日も夫に付き合ってもらって練習に練習を重ねる。試験官は2回目の時と同じ方で一瞬嫌な記憶が蘇るも「あれだけ練習したのだから大丈夫!」と思って試験を受ける=やっと合格!!!

ペーパードライバーの方におすすめする練習

私の場合、実技試験に向けて課題となったのは下記の点でした。

  • 車線変更
  • 縦列駐車
  • 前方駐車

※バックでの駐車ももちろん課題ですが、試験時は不要でした。

 

運転好きな夫からは「怖かったら確認すれば良いんだよ」と常に言われて来たのですが、ペーパードライバーにとっては何をどう確認してどういう状態であればOKなのかがわからない。

で、ペーパードライバーを克服した方のブログをいろいろ拝見して、私は車両感覚なるものが習得できていないのだとやっとわかりました。

ホンダのサイトを参考に練習をしたところ、自分でも安心して運転できるようになり、夫からもかなり上達したと言われました。上記の課題も克服できました。(慣れも必要でしたが)こちらおすすめです!

www.honda.co.jp