家具・日用品の購入
渡米後、家が決まったら次は家具や日用品の購入です。
異国の地でどこで何を買えばよいのか見当がつかない、というのが第一のハードルでした。
インテリアにほとんどこだわりがない夫。
選ぶという過程がめんどくさい私。
ベイエリアに仮にもう一度引っ越してくるなら、
- 家具はムービングセールで配送まで含まれたものを引越前から探す
- 日用品はTargetで一気にそろえる
にすると思います。
今回はいろいろ試した結果をまとめておきます。
購入方法
-
新品を買う
-
ムービングセールで中古品を買う
日本企業の駐在員は出入りが頻繁にあるので、大きな家具や日用品は売買サイトによく投稿があります。
びびなび サンフランシスコ (アメリカ合衆国) あなたの街のクラシファイド / 個人売買
Sale-N-Buy【メリット】日本人とのやり取りなので比較的安心、日本人が使っていたものなので状態が良い
【デメリット】タイミングよくほしい物があるかは運次第、運搬は自分でやらなければならないことが多い※
※タイミングが合えば無料で配送をしてもらえることもあります(譲っていただく方が日本へ引越し荷物を搬出する時に、引越し業者さんが数か所であればアメリカ国内に無料配達してくれるらしいです)自分で取りに行く場合は、U-Haulという引っ越し向けのレンタカーが気軽に借りれて便利ですが、大型車なので燃費が悪く返却時のガソリン代を含めるとちょっと割高。ムービングセール+自分で引き取りであれば、新品を買うのとトントンぐらいになっちゃう場合もあります。
購入場所
- IKEA
IKEA East Palo Alto Home Page - IKEA
ベイエリアにはPalo AltoにIKEA(アメリカではアイケアと発音)があります。
客層は移民が多いイメージで、中国・韓国・インド人が目立ちます。
【メリット】なんでも揃う、おしゃれ、日本含む世界共通のものが買える(組み立てに困ったら日本のサイトも利用できる)
【デメリット】店舗が広すぎて疲れる、選択肢がたくさんありすぎて選ぶのがめんどくさい、家具を組み立てるのが大変、店員がこわい※
※Palo AltoのIKEA周辺は治安があまり良くないようです。店員さんもゴツメの方やタトゥーみっちりの方が多かったりして、なんとなく無愛想です。IKEAに寄ったついでにIKEA周辺のドライブをするのは避けた方が良いみたいです。 - Target
日本のイオンのようなイメージでしょうか。家具はプライベートブランドが多いです。
【メリット】 家具・服・食料品・消耗品なんでも揃う、なんでもあるが選択肢は多くないので選ぶのが楽、コスパが良い
【デメリット】安っぽさは否めない(特に家具) - HomeDepot
巨大ホームセンターで見るだけでも楽しいです。アメリカはDIYがメジャーらしいので、家に関するあらゆるグッズが陳列されてます。掃除グッズがいろいろ売っていたり、家具も棚や照明は売っています。
【メリット】家具類はコスパが良い
【デメリット】なんでもありすぎて探すのも選ぶのも大変 - Costco
アメリカではコスコと発音。食料品や消耗品のイメージがありましたが、電化製品や家具も買えます。あと一部店舗ではガソリンスタンドも併設していて安価で質が良いらしいです。
【メリット】安い
【デメリット】自分が会員になるか会員の知り合いに買ってもらう必要がある、北米では指定のクレジットカード(2016年8月時点でVISA)でしか支払いができない、トイレットペーパーなどは1パックに大量に入っているので収納場所がとられる -
Amazon
【メリット】英語で店員と話す必要が全くない
【デメリット】Prime会員でないと配送が遅いアメリカのAmazonはPrime会員かそうでないかで配達時間が格段に違います。(日本も最近差をつけ始めたようですが)Prime会員だと即日発送のものが、会員でないと一週間ぐらい配送に時間がかかりました。日用品も今後Amazonで揃えるのであれば、さっさとPrime会員になった方が便利です。
- Sleep Train
アメリカに来た当初はマットレスだけ取り扱っているお店の多さにびっくりしました。アメリカ人はベッド周りをこだわるそうです。ベイエリアでよく見かけるのはSleep Trainというチェーン店です。
【メリット】店員が自分に合ったマットレスを選んでくれる、即日発送してくれる、古いマットレスを引き取ってくれる(有料)
【デメリット】英語で店員と会話する必要がある - Furniture Outlet
GoogleMapやYelpで検索すると、家具のアウトレット店もけっこうあります。質のそこそこ良いアメリカっぽい大きな家具がけっこう安く売っているので、時間をかけて選べるのであれば足を運んでみると良いです。
【メリット】新品を安く買える、配送してもらえる
【デメリット】英語で店員と会話する必要がある - Marshalls / Ross
前シーズンの洋服を安く売っているチェーン店ですが、家具やカトラリー、キッチングッズなども売ってます。掘り出し物に巡り会えるかも。
【メリット】安い
【デメリット】品揃えは店舗によってまちまち、陳列にコストをかけていないので品物がぐちゃぐちゃに並んでいて探すのが大変
実際に購入した方法
- 電動ドリル・ドライバー
家具の組み立てに必須です。最初はIKEAのドライバーのみの商品を買ったのですが、後にドリルも必要になり返品。アメリカは返品が気軽にできて便利ですがIKEAの土日の返品は長蛇の列で疲れました。
結局、Targetでドリル・ドライバー両方使えるものを買い直しました。
- ベッド、ソファ
ムービングセールでIKEAのものを安く譲ってもらいました。U-Haulでバンをレンタルして自力で引き取り。
あらかじめ運搬に備えてHopeDepotでガムテープやマットレス用のビニールのカバーを購入しておきました。
大きくて重いので私のガラスの腰が悲鳴をあげ、夫婦2人では運搬が難しく、同僚の方やアパートの管理人さんに手伝ってもらわざるを得ませんでした。アメリカ式に自分たちで運搬したのは良い思い出ですが、思ったよりかなり体力が必要でした。 - マットレス
ベッドと一緒に譲ってもらったIKEAのマットレスを最初は使ったのですが、柔らかすぎて腰が痛くなってしまい、結局Sleep Trainでシモンズのマットレスを買いました。腰をしっかり支えてくれて安眠できます。店員さんに固めなものを選んでもらって、実際に寝っころがってみて購入しました。アメリカのマットレスは柔らかいものが多いみたいなので、実際に試した方がよいです。 - 照明
アメリカにきて驚いたのは、作り付けの照明が少なく、自分で間接照明を買わないといけないこと。
急いでIKEAで安いのを1つ買ったのですが、IKEAの照明はポールが細めで電球の重さで少し傾いてしまいます。別の部屋向けにHope Depotで照明を買ったのですが、こちらはポールが太めでしっかり立ってます。
ムービングセールにもちらほら出ていますが、照明はホコリが付きやすいみたいなので気になる方は新品を買った方が良いです。 - TV
現地に住んで長い方に聞くと、TVはCostcoで買う人が多いとのことだったので、 Costco会員の方に連れて行ってもらいました。たしかに安い!
Vizioというカリフォルニアの電機メーカーのものを購入。今はTVもネット接続当たり前みたいですね。TVでyoutubeもAmazon Primeの動画も見れて非常に便利です。
少し前のモデルであればムービングセールにもけっこう出ています。 - TV台
IKEAでBESTÅというシリーズのTV台を買ったのですが、いろいろ使いづらい点が…
TV台の扉が厚すぎて中のレコーダーやケーブルテレビのチューナーにリモコンの電波が届かない!(→めんどくさくて結局レコーダーはあまり使ってません)
ケーブルを通す穴が背面に空いてない!(→電動ドリルで穴を開けました)
もうちょっとよく見て買えば良かったです。
テレビ台もムービングセールに出ていることが多いので、そっちで買えばよかったかも。 - ダイニングテーブル
ムービングセールで譲ってもらいました。こちらはタイミングが合って配送もお願いできました。やっぱり重いものはプロにやってもらった方が楽! - その他
PC用の机、シューズラック、本棚、消耗品(洗剤、トイレットペーパーなど)
Targetで購入。Targetの家具は組み立てが楽な気がします。